日日水木金土土

週4休みを夢見るアラサー

凡人の表現

初めて小説を読破したのは小学校低学年の時

児童向けの魔法少女マリリンというシリーズ物だった

 

ページを捲る度に脳裏に飛び込んでくる見たこともない景色に胸を躍らせ、ひたすら読み進めた。

図書室で見つけた、分厚く、挿絵も無い文字だけの西遊記は上中下巻と、今読み返せと言われても思いとどまる様な文字数だったけど、当時の僕は、頭の中に堺正章孫悟空を自由自在に駆け巡らせ、天竺への旅を共にした。

中学時代は教室の隅に当時の担任が読書コーナーを作ってくれていて、たまたま手に取った東野圭吾の「手紙」には心を揺さぶられたし、

高校時代は石田衣良にどハマりしてIWGPシリーズは全て読んだ。

「美丘」や「波の上の魔術師」等も未だにあらすじを説明出来る。

 

そこそこ色々な小説を読んできたと思っていたし、今も未読の本が部屋の隅に溜まっている。

 

そう、溜まっているのだ。

最近全くと言って良いほど本を読む気力が湧かない。

気づけば本を手に取る事も億劫になり、読んでみたいと思う本を買っては、自室の埃を積もらせていく。

 

何故だろうかと今、少しだけ考えてみた。

 

ほんの少しだけ答えが分かった。気がする。

僕には出来ない表現を、ページの向こう側にいる彼らは平然とやってのけていることに気づいてしまったのではないか

文字だけで情景や感情を伝える事の凄みを、

ページがすすむ度にペン先を喉元につきつけられているような、

そんな気がした。

 

かく言う僕はただのサラリーマンで、

文字で世界と勝負した事もなければ

中学生の頃、夏休みの宿題だった標語は

全国の過去の受賞作品を組み合わせて提出し

それが受賞してしまいいい気になっていたような人間だ。

 

僕が書く文章に彼らほどの説得力はないし

訴求力も皆無だ。

 

ただ、歳を重ねるごとに彼らの文章の重みが。到底理解に及ばないような想像力が、僕をインクで殴ってくる。

 

彼らの経験や膨大な努力を、僕の何もしてこなかった人生と比べては自分にがっかりする。

 

だから読み進められないんだ!

と、言い訳してみる。

本当はきっと、めんどくさいだけなんだけどね。

 

そんな言い訳にもならない屁理屈をこねている

9/26 22:00

 

この拙文が誰かの目に留まるのが嬉し恥ずかし、

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。

また、明日。

衣替えのタイミングが難しい話

3連休も終わりましたね。

前半の3連休は西日本、後半の3連休は東日本と

台風に予定をつぶされた方も多かったのでは。

 

そんな台風一過に伴い、朝晩めっきり寒くなってきた。

朝起床して仕事着に着替える時、ここ最近毎日何を着るか逡巡する。

ゆうて昼はまだまだ30度近くまで気温上がるよなぁ、とか

でも風はだいぶ涼しくなってきたしなぁ、

と、両手に半袖と長袖のインナーを持って悩む。

 

結局長袖のインナーのバリエーションが多くない僕は

今まで通り半袖に腕を通して玄関のドアを開ける。

少しひんやりした、心地よく過ごしやすい空気の中

僕の思いを裏切る冷たい風が腹部を襲い

出勤中に腹を下す。長袖着とけばよかったなぁ、とその時思う。

これをかれこれ数日繰り返している。

 

少し学習して休日に長袖を着て出かけたと思えば

予想外の昼間の直射日光により、額に汗をかき

半袖でよかったやんけ!と自分に突っ込みを入れている。

 

服1枚その日の気温に順応したものを選べない。

そんな小さなことでも生きるのって難しいなぁと思う。

だからたいていの失敗も、服すら失敗すんだからまぁしゃあないか、

と思える。

 

何とも自分に都合がいい考えだなあと、笑って自分を許せる。

 

そんな何でもない秋の入り口の感想。

 

 

好きになる努力が嫌い

生きていると色々な思想や生き方に出会う。

 

自分から謝罪しないことを美学としている人や(謝れない性格を棚に上げているだけ)

逆に何かにつけて謝罪してその場をしのごうとする人(思考停止)

瞬間湯沸かし器(熱湯)

善意の薄利多売(行き過ぎた優しさは時にサイコパス

 

そんな人たちに多くかかわってきて、ほとんどの場合頭を悩ませた。

そのなかで上司に言われたひとこと。

「相手のいいところを見つけて、好きになる努力をしなさい。

 好きにはなれなくても嫌いと決めつけるのはお前人との関りを諦めただけだ。」

 

当時は心の底から感心して、常に相手のいいところを探したし

どうしても見つけられなかったりすると自分の努力が足りないのだと襟を正した。

 

襟を正すどころか相手を受け入れられない自分を責め

結果的には適応障害の診断をいただき数か月引きこもった。

 

そんな経験を通して分かったこと

”無理なもんは無理”

努力して好きになるようなものは心から好きなわけがない。

苦手な食材を克服しても、それを好んでオーダーすることなんてない。

諦めだ!なんて言われても結構。僕は嫌いな人との人間付き合いは諦めた。

 

そう考えられるようになってからは心がすっと軽くなった。

人間関係で悩んでいる人。時には距離を置いてその相手が自分にとってどんな存在か

この先一生関係がないとやっていけないような人か、そう考えるとあなたは無理する必要がなかったりするかもしれない。

 

トカゲだって自らのしっぽを切ってでも生き延びるのだ。

自分を守るためなら自然消滅だっていとわない。

 

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ひっそりと思うことを書くだけのブログになんか☆マークついててびっくり

はてなブログ初心者なので、どなたかこの記事を読まれた方

よければ☆ってなんぞやということをコメントしてもらえるとこれ幸いです。

 

 

9/21秋晴れ

昨夜はさすがに寒かった。

寒かったのだが、反面、久しぶりに冷房を使わずにぐっすり眠れた気がする。

 

僕は寝る前、異常に足が熱くなる。熱いし、暑い。

夏なんかは大変で、ベッドの上の冷たい場所を求めて足が伸ばせる範囲を彷徨わせる。

ひどいときはベッドを飛び出してベッドの足(金属製)や窓ガラス等

火照った足を冷却できる足冷やしスポットを探す旅に出る(足が)

 

足が少し冷えてきたかな?と感じ始めたころようやく眠れる。

 

冷え性の人がうらやましいとも思える。(それほど僕の足は熱い)

 

なのでそんな旅に足が出かけなくて済む季節はありがたい。

でもまぁ冬でも掛布団から足だけ出してることもあるんだけど、

冷える速度が段違い!

 

今朝は見事な秋晴れで季節の変わり目を直に感じている。

衣替えのタイミングばっちり合わせられた人おるんやろうか、、、

こんな急に寒くなったら半袖たちもしまわれる心の準備できてないよな、

とかゆってたらまた夏日が訪れたりするのがニッポン、私は知ってる。

 

とにもかくにも気温に変化に順応して、体調崩さずに、年の後半楽しみましょう~

 

 

 

 

小さい子の感性は尊い。

仕事が暇だし定時まであと数十分あるので、最近あったことを。

 

先日姪っ子の誕生日会が開かれた。

姪っ子は五歳になり、去年の誕生日会に比べて

喜びよりも照れが勝るようになり、

前日まで自分の誕生日会だ!!と大はしゃぎしていたくせに

当日は終始モジモジした様子だった。

そんな姪っ子の少しずつだけど確実にいろんな感情が身についているのを見て、

あんなに小さかった赤ちゃんの成長にほっこりした。

 

ひとしきりお祝いして、お風呂と歯磨きも済ませて帰りがけ

姉夫婦がうちを後にしようと玄関を開けたとき姪が不意にこちらを振り向いて、

「毎日が今日みたいだったらいいのにね~!」と

純粋で淀みない満面の笑みで言った。

 

こんなリアルおジャ魔女カーニバルみたいなセリフ聞いたらさ、

もう叔父さん感激しちゃって。

ほんとにそうだね、毎日がこんなに幸せだったらなにも文句ないよね、と

今までよりも、毎日の小さな喜びから大きな喜びまで

毎日これが続いたらいいのにな、と思うことをもっとたくさん見つけたいなと思った。

 

小さい子の感性は尊い

まだ数年しか生きていない姪っ子から、

人生において大切な考え方を学んだような気がする。

 

 

仕事の暇を装うためのブログ、始めます。

はじめまして。

タイトル通り、仕事でやることなさすぎて

暇な時間を誤魔化すためにブログを開設してみました。

 

日々の出来事や思ったことを気ままに綴っていこうかと思います。

 

お手柔らかにお願いします。