日日水木金土土

週4休みを夢見るアラサー

タイミングが合わない日常の話

年に数回、無性にカレーを食べたくなる時がある。

 

車で行けるであろう範囲の中で、できるだけ自分の好みに合いそうなレビューを吟味し、あたりをつけて外食に行く。

そのお店が好みにバッチリはまったときの高揚感が好きだし、そんなお店をたくさん見つけたいと常々思っている。

 

先日、数か月ぶりにカレー発作に襲われた。

症状が出たら行こうと決めていた店があり、意気揚々とお店に向かう。

 

そのお店は近所の老舗で、高級志向(カレーで一皿1,500円以上!)

スパイスにもかなりこだわっており、お子様の同伴お断り。

 

親も大好きで昔よく行っていたらしい。

こんな田舎にそんなお店があったのかと少しだけ地元を見直した。

聞けばそのカレー屋の店主、お年を召してきて後継者もいない、

もしかしたら年内で店を畳むかもしれないと。

 

それはも行くしかないじゃん、口は完全にカレーの口、空腹で背と腹は皮一枚。

 

コンディションは完璧。

 

楽しみだなぁなんて言いながらお店に到着した僕たちの目に飛び込んできたのは、重厚で大きな木製の扉と、そこに張られた閉店のお知らせ。

年内ちゃうんかい!と、出所のわからないうわさ話にキレ、自分のタイミングの悪さを呪い、結局近所のうどん屋で天ざる食べて帰った。

 

こんなことがよくある。ほんとによくある。

昨日なんか散髪しようと思い立ったのはいいんだけど

いつも髪を切ってくれている友人は独立準備のため休業中。

仕方なく近所で安いとこ探して妥協した。

そしたらその友達、今前の店で美容師やってるって。

聞いてないよ~知ってたら行ってるよ~

 

はぁ、タイミング悪いなぁ、、、、、

そんな僕の日常、要領悪くてお茶目で、いとおしいなぁ。

連休明けの憂鬱

先週はなんだかんだ仕事でやることが多く全く更新できませんでした。(言い訳)

やっぱり何かを継続するのって難しい。苦手だなあ。

 

今日は連休明けです。張り切っていきたいのですが、

ひっさしぶりに、朝起きて仕事行きたくないなあ、休もうかなあ

という考えが頭をよぎりました。

 

最近思わぬところから新たに人生の問題が浮上してきて、向き合わなきゃいけないのはわかってるんだけど。

どうしても目をそむけたくなる。そんなメンタルが原因かな、と思ってみたりしています。

 

生きるのって難しいなあ、

自分のことも手が回ってないのに

誰かと生活して、仕事をして、ご飯を食べて

そんなことをやってのけている皆さん、すごいです。

 

そんな人たちへの尊敬がやみません。

 

そんな連休明け。

はぁ、問題解決しなきゃなあ、、、、

影響されやすい人。

映画のレビューや評論が苦手だ。

 

苦手というか、あまり見ないようにしている。

 

めっちゃ影響受けちゃうから。

 

ちょっと偉そうな人が、僕もまだ見ていない映画の評価をしているのを見ると

あたかもその映画を視聴したかのような感覚になる。

 

まだ見てないのに見る気もなくなっちゃうし、

僕と同じ、まだ見てない人に、こんな映画”らしいよ”と

まだ見てない映画を知っているかのように話す悪い癖がある。

 

とんだ迷惑だ。

もし僕が僕の友達なら友達やめたいなって思うだろう。

(それ以上に良いところいっぱいあるから憎めないんだけど。)

 

自分の感性で見る映画を選びたいし

自分の心が震えたものは素直に人に薦めたい。

 

人の感覚を自分の物のように語るのはあまりにも味気ない。

 

昨日ガリレオの新作、「沈黙のパレード」見に行った。

おいしい塩むすび  って感じでした。

 

 

遠すぎる親戚

姉二人が結婚して見ず知らずの親戚が増えた。

 

義兄の祖父に訃報があったようで、母から喪服の準備を言われたんだけど

今まで一度も会ったことがないおじいさんのお葬式、言っても気まずいだけだよなぁ

 

姉の旦那のおじいちゃん、、この辺りはもう他人なのでは、、、?

 

もし自分の孫の嫁の弟に葬式来られると、僕なら棺の中から謝っちゃうなあ

 

気まずいところに気使わせちゃってごめんねぇ、ってなるなぁ

 

 

葬式で思い出したけど、っと書き始めると長くなる予感

今日は珍しく仕事があるので、この辺で。

金木犀、初観測

今朝、家を出るとどこからともなく金木犀の香りが漂ってきた。

今年最初の金木犀は今日。大好きな季節が始まる。

小さくて黄色い花が散るその日まで、街中の金木犀を堪能しよう。

 

金木犀ってなんであんなにいい香りなんだろう。

 

ふわっと香ってきた時には100%反応しちゃうし

歩きながら(この風向き、、、あっちから香るな、、)

とさながら鼻の利く刑事を演出してしまう。

一緒に行動している人がいれば、これ見よがしに報告しちゃう。

 

それぐらい金木犀の香りが好きだし、なにか特別に感じる。

 

この季節が来るまで、金木犀の香りが恋しくなると

【京コスメ 舞妓夢コロン】というコロンを身に着け

金木犀欲を満たしている。

 

このコロン、金木犀好きで知らない人はいないんじゃないか

 

というほど金木犀の再現度がすごい。

 

これを身にまとって街を歩けば

 

街の金木犀刑事たちを一斉に振り向かせることができる。

 

おススメです。

 

とはいえ、生の、オーガニックの金木犀にかなうことは難しく

やっとそれを堪能できる季節がやってきたわけです。

 

鼻腔を最大限に広げて、短い秋を楽しみましょう。

 

 

金木犀の香りが嫌なことも少しの間忘れさせてくれる。

 

 

 

誕生日のプレゼント

彼女の誕生日が二ヵ月後に迫ってきており

毎日会社のPCと向き合いプレゼントは何がいいか考えあぐねている。(仕事しろ)

 

当人に何が欲しいか、何がしたいかをそれとなく聞き出してはいるんだけど

彼女「おいしいもの食べたい!!」

 

「欲しいものとかは??」

 

彼女「えー、欲しいものかあ(長考)、、、わからん!!」

 

と、毎回こんな感じで。

 

僕の誕生日となると3ヵ月も前から入念に準備を重ね

最高のサプライズを毎回用意してくれるのに、

自分が誰かに何かをしてもらったり

何かをもらうということにあんまり興味がないというか。

 

とにかく人のためにこそ行動力が爆発するスーパーホスピタリティガール

略してS.H.G。それが僕の彼女。

 

そんな彼女を喜ばせることを考えたときのハードルが勝手に爆上がりしていて、

今ちょうどハードルから棒高跳びへと競技が変わってきているところなんです。

 

イシンバエワもびっくり。

 

彼女曰く、物よりも今までしたことないような経験がしてみたいとのことで

これまでの会話を脳みそほじくりかえしながら思い出している。

 

そういえば、そば打ち体験とか、ろくろの陶芸教室とか、乗馬とか、

やってみたいねって言いながらまだできてないことたくさんあったなぁ

写真館で付き合っている状態の二人の写真を撮るってのもしてみたい。

いつか見返した時を想像しただけでほっこりするなぁ、、、、

 

なんにせよ、僕が楽しいことは彼女も楽しいし、

逆もまた然りなことは言うまでもないので

 

精一杯喜んでもらえるように、ちょっと頑張ってみようかなぁ

 

きっとめちゃくちゃかわいい笑顔見せてくれるんだよね、

 

今から楽しみだ

琥珀色の町、小籠包の昼

先日、彼女とランチをした。

これは特別なことではなくて、

僕が誰かとランチするときは9.5割彼女と一緒なんだけど。

 

目的地は福岡県にある彼女のオススメの中華屋。

慣れない都会の街中を怯えながら運転して目的地に着く。

店に入ると店員さんはおらず、常連であろうマダムが二人テーブルに座っている。

店の奥に声をかけても反応はなく、困っている僕たちに「適当に座っとき~」

と、マダムが声をかけてくれた。

 

庶民的すぎる雰囲気が好きな僕は(いい店じゃん)

と生意気に彼女に話しかけながら店員の登場を待つ。

そんな僕をしり目に彼女は不安そうに店を見渡し、

不思議そうな顔でテーブルのメニュー表を手に取る。

 

どうしたどうした、君がおススメしてくれた店だぞ~

なんて思っていると、彼女が僕に小声で言った、

 

「ここじゃない」

 

??

 

一旦店の外に出る二人。

彼女曰く外観から記憶と違うらしい。

でも店の名前は彼女に伝えられていた通りの店名....ではなかった。

いや、合ってはいたのだけれど。たとえるなら

餃子の王将大阪王将みたいな

王将だけ認識していってみたら全く違う店だった!

みたいな現象が見ず知らずの土地で発生した。

 

ここまでは特にいらないエピソードなんだけど。

 

そんなこんなでお腹を空かせながら本物の(?)目的地に何とかたどり着き

  • 焼き餃子
  • 水餃子
  • 小籠包
  • エビチリ
  • なんかひき肉をレタスに包んで食べるやつ

二人で食べるには多い量の中華を机に並べて

待てを解禁された犬のごとく無心で食べた。

案の定、注文した料理は僕たちには多くて、

終盤は対戦相手に少しでも差をつけたいがために

苦しみながら箸を進めるフードファイターみたいになってた。

 

この、好きな人と中華料理を貪り食べる行為

これこそが一番の幸せなんじゃないか、今あの日を思い出すとそう思う。

 

中華料理は人類を救う。かもしれない。

心がつらい人に思い人と隔週一回

中華に通わせてお腹いっぱい食べさせたら

世の中のストレスかなり減るんじゃないか....?

 

くるり聞いて中華で幸せ。

定期的に中華の日作ろうっと。